2018-01-17

シルクスクリーンプリント PART 2

お疲れ様です。

PART 1の続きです。前回は感光乳剤を塗布したところでしたね。次はいよいよ露光です。

普段露光するときは太陽光を使っています。太陽光のメリットは低コストであることですね。デメリットとしては天候に左右されるので、安定した露光ができないことです。蛍光灯などをボックスに入れて簡単な露光機を製作したり、既製品を買ってきたりする方法もあるかと思います。わたしもそろそろ露光機を自作しようかなと考えています。

さて。今回は太陽での露光です。

紫外線が比較的多い日を狙って露光します。上からアクリル板、デザインした透明フィルム、版、スニーカーの黒い空き箱の順に置いています。露光中にデザインがずれると悲惨なことになるので、デザインした紙と版は粘着力の弱いスプレー糊で一時的に貼り付けています。デザインの方向には注意しましょう。この日は約13分露光しました。露光時間は環境によって変わるので試行錯誤してベストタイムを決めてください。一度太陽光に当て始めたら下手に動かさないほうが良いですよ。

13分後、仮留めしていた紙を剥がしてシャワーで紫外線が当たっていない(黒い箇所)を洗い流しました。露光時間が短いと余計な部分まで洗い流されてしまい、長すぎるとなかなかデザインが抜けません。うまく抜けたら水気を取ってさらに太陽光に当てます。そうすると、強固な版ができます。

感光乳剤がしっかり固まったら、マスキングテープを使って周辺を覆います。このとき、光に透かしてみてピンホールなどがあればそこも塞ぎましょう。画像のようにSD-40は固まると黄色から茶色になります。また、4隅に厚さ5mm程度のスポンジを貼り付けています。これはプリントしたときにスクリーンと生地(今回はパーカー)がくっつかないようにするためです。

版の準備が整ったらプリントしていきます。プリントしたい場所に版を置き、はじっこにインクをまとめます。使ったインクは水性ラバータイプで5%ほどメディウムを混ぜています。使っているスキージーはウレタンの硬度65です。わたしはA4~A3くらいの大きさのデザインであれば、インクを乗せるイメージで軽く上から下、下から上に1回ずつ。次に軽くスキージーを寝かせて同じく上下方向に1回ずつ。計4回スキージーを動かします。ここの加減とかはもう経験しないとわからないですね。最後に版をゆっくり起き上がらせると、

こんな感じでプリントできました。あとはドライヤーで乾燥させてから、アイロンを5秒程度当てれば洗濯しても落ちません。

何でもそうですが、シルクスクリーンプリントもある程度経験値によるところがあると思います。わたしもまだまだ試行錯誤していますし。全体を通して面倒くさいなーって思いますか。自分はそう思います笑

でも、手間かけるから楽しいんです。色々調べて工夫してみると良いと思いますよ。

それではシルクスクリーンプリントの話はこれでお終い。良い暇つぶしの読み物になっていれば幸いです。

本日もご来店ありがとうございます。

めだま家 上池袋

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